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【霜降(そうこう)の過ごし方で変わる❓心と体❗️】二十四節気と東洋医学❗️自然を学んで自分を知ろう❗️

2021年の霜降(そうこう)はいつ❓霜降の過ごし方を知りたい。そもそも霜降とは❓霜降の頃の体調管理も気になる。霜降の時期の行事も知りたい❗️

 

この記事では、二十四節気の霜降について東洋医学的な観点から、みなさまの健康づくりに役立つ情報をまとめてみました。。

目次

🔳1. 霜降とは

🔳2. 二十四節気と七十二候

🔳3. 霜降と東洋医学との関連

🔳4. 霜降における心と体の変化

🔳5.  霜降(期間中)の行事

🔳6. まとめ

🔳1. 霜降(そうこう)とは

霜降は毎年10月23日頃です。2021年は10月23日のため、次の節気である立冬(2021年は11月7日)の前日までが霜降の期間です。

 

秋も終盤、大気も一段と冷えて霜が降りはじめ、朝の草木も白く彩られる頃です。野に咲く花数も減りますが、今度は紅葉が山々の景色を彩ります。

 

日の短さや冬支度の必要性も実感する頃です。

 

収穫の秋、秋の夜長は寒さに備えた部屋で様々ななものを整理して過ごすのに適する頃です。

🔳2. 二十四節気と七十二候

つぎに、二十四節気を表にまとめてみます。

また、霜降は七十二候(しちじゅうにこう)により、さらに細かく表現されるので、そちらもまとめてみます。

 

※七十二候とは二十四節気のさらに5日ずつに分けた期間です。また、自然(季節)の移り変わりや動植物の様子

 を表したものです。古代中国で考案されましたが、日本では明治期に改訂した「略本歴」が主に使われます。

 

参考:Wikipedia フリー百科事典「七十二候」https://ja.wikipedia.org/wiki/七十二候

●表:二十四節気

(節月/グレゴリ歴)

(節月/グレゴリ歴)

(節月/グレゴリ歴)

(節月/グレゴリ歴)

立春(1月/2月4-5日)
立夏(4月/5月5-6日)

立秋(7月/8月7-8日)

立冬(10月/11月7-8日)

雨水(1月/2月18-19日)

小満(4月/5月21-22日)

処暑(7月/8月23-24日) 小雪 (10月/11月22-23日)

啓蟄(2月/3月5-6日)

芒神(5月/6月5-6日) 白露(8月/9月7-8日) 大雪(11月/12月7-8日)

春分(2月/3月20-21日)

夏至(5月/6月21-22日) 秋分(8月/9月23-24日) 冬至(11月/12月21-22日)

晴明(3月/4月4-5日)

小暑(6月/7月7-8日) 寒露(9月/10月8-9日) 小寒(12月/1月5月-6日)
穀雨(3月/4月20-21日) 大暑(6月/7月22-23日) 霜降(9月/10月23-24日) 大寒 (12月/1月20-21日)

●表:霜降と七十二候

霜降
「暦便覧」

つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也

冷えた露は寒い陰気により霜となり降り始める頃です。

七十二候

 52候 霜始降(しもはじめてふる)

  意味:霜が降り始める。

53候 霎時施(こさめときどきふる)

  意味:小雨がしとしと降る。

54候 楓蔦黄(もみじつたきばむ)

  意味:もみじやが黄葉する。


🔳3. 霜降と東洋医学の関連

寒露は二十四節気の18番目です。

 

冬へと移りゆく季節の変わり目の節気です。その気配は大気が冷えて霜が降る様子や朝草につく白い霜でも実感できます。また、山々の紅葉は秋の収穫に感謝する人々の思いに応えるかのように彩ります。

 

東洋医学的には、この霜降の期間は東洋医学の根幹の一つ「五行(ごぎょう)説」の土気(どき)に相当します。

 

五行とは、森羅万象、複雑な現象も、元々はシンプルに五つの元素の性質、働きにより起こるとし、その五つの元素のめりをいいます。

 

五行は季節のめぐりで表され、春は木気、夏は火気、秋は金気、冬は水気、そして土気は季節の変わり目に割り当てられます。

 

その性質として、木気は植物のように発芽し伸びやかにしなやかに発育する性質、火気は勢いがあり上昇し燃え盛る性質、金気は火気から一転、収斂(しゅうれん)凝縮していく性質、水気は凝縮したエネルギーを蔵して(秘めた)静的な状態、性質です。

 

そして、土気は土壌にまいた種は発芽するため、変化を促し保護する働きと豊穣な場所としての性質がります。

 

土気は性質の異なる木火金水、四季のめぐりが移行す調整期間に計4回割り当てられます。土気の変化を促す豊穣な性質は、不安定な季節の変わり目を潤滑に変化、移行するのに大切な性質ともいえます。

 

東洋医学には「自然と人とは一つである(天人合一思想)」の考えがあり、自然界で起こることは人の心身にも起こると捉えます。

 

さらに、東洋医学には「心と体は一つである(心身一如)という考え方もあります。自然(季節)が変化すれば心も変化し、その心理状態に呼応する変化が体にも起こります。その逆も同様で相互に影響するのです。

 

したがって、霜降の頃は上述した土気の性質は自然界にも働きます。そして、私たちの心や体にも影響し変化が生じるのは生理的であり「土気」を意識して、心身の変化に適応するように過ごすことが大切となるのです。 

 

それでは、これらを踏まえて以下に記す内容をヒントに、自身の健康づくりに生かしてみてください。

🔳4. 霜降における心と体の変化

霜降の特徴をもう一度振り返ってみます。

 

それは、秋も終盤、大気も一段と冷えて霜が降りはじめ、朝の草木も白く彩られる頃です。また、野に咲く花数も減りますが、今度は紅葉が山々の景色を彩る頃、です。

 

ですので⏫この季節の変わり目の変化、彩の変化は寒い冬への備えを促すように心身に影響し、同時に秋の収穫への思いに気を引かせ、実は心身にも影響しているのです。

 

例えを記してみます。

 

例)霜降を迎えた。日は短くなり起床時、外はまだ暗い。仕事終わり、夕方の外はすでに暗い。そして帰宅した後のお風呂あがり、夏の日焼けを感じないほど白くなった肌に赤い湿疹ができている。

 

 

心当たりのある方は、朝夕の寒さ対策にも本腰を入れ、乾燥した手足にクリーム等でケアすることは必須です。

 

⏫のポイントは「五行の土気」です。霜降の頃は、季節の移行を明るさや色の変化でも実感でき、心身には良くも悪くも影響する不安定な頃です。

 

これは、霜降の期間は季節の変わり目、秋のど土用の真只中です。この期間に旺盛となる土気の性質は「土壌にまいた種は発芽するため、変化を促し保護する働きと豊穣な場所としての性質」です。

 

 

豊穣なる大地の土気は、時折私たちにメッセージ的な変化をもたらします。特に土気は脾胃と関係深いので、消化吸収に配慮した食生活への注意喚起となります。

 

寒さ対策には油断は禁物❗️足元や首元から寒邪や風邪が一瞬で侵入する頃です。燥邪対策にも留意❗️お肌も今一度ケアしましょう。

 

そして秋の収穫にも感謝する。この思いが紅葉へも目を向ける霜降の頃です。豊穣なる大地の恵みに感謝する気持ちも健康づくりには大切となるのです。

 

それは、やがて訪れる冬に向けて秋の夜長を健やかに過ごせる心身づくりとなるのです。

 

霜降をどう過ごせば良いか。とか、秋の体調を管理したい。という方、寒露を知って寒露に適応してみましょう。

 心身の変化は兆し(きざし)として現れます。是非、自身の心と体の声に耳を傾けてみてください。

🔳5. 霜降の主な行事

最後に霜降の主な行事をまとめてみました。

 

霜降に開催される行事を楽しみながら過ごしてみるのも良いかと思います。

●表:霜降の主な行事

期間 内容/開催地
10月23日〜11月6日 ・二十四節気の18番目。三秋(初秋、仲秋、晩秋)の晩秋(寒露と霜降)
10月24日 ・霜降

10月26日

   28日

   30日

・秋土用の間日(まび):/全国

 ※間日(まび)とは土の神土公神(どくしん)が天に戻られている日

 ※秋の土用、立冬前の18日間は土の神土公神(どくしん)神が地に居られる。

※2021年は10月20日〜11月6日が秋の土用期間です。

11月2〜4日

・唐津くんち:唐津神社の秋祭り、国の重要無形文化財/佐賀県

 ※三大くんち

  長崎くんち /長崎県

  唐津くんち /佐賀県

  博多おくんち/福岡県

11月3日

文化の日:「自由と平和を愛し文化を薦める」ことを主旨とする国民の祝日

 ※日本国憲法の公布は1946年です。憲法は平和と文化を重視するので文化の日とした。

 ※日本国憲法の施行は1947年5月3日、憲法記念日とし文化勲章の授与式が行われる。

11月6日

 秋の土用明け/全国
その他 ・各地域で様々な霜降の行事が開催されます。

🔳6. まとめ

🔳1. 寒露は二十四節気の17番目で毎年10月8日頃、大気は冷え露は凝り、木の葉は秋を彩る紅葉の準備をする。

 🔳2. 一年は二十四節気に分けあれ、さらに七十二候により自然の巡りや動植物の様子が表現されている。
🔳3. 東洋医学では自然と人とは一つ。と捉えるため二十四節気における季節の巡りを心身に当てはめて捉える。
🔳4. 寒露は「未病治」を意識して心身の微妙な変化に気づき健康または半健康な段階でのケアが大切です。
🔳5. 寒露に開催される行事を楽しむことも、立春に適応した心身づくり、健康づくりとなり得る。

次回10月23日の霜降です。

 

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

 

                                            院長 ミヤサン